皆さんこんばんは^^
伊豆の国市のあにきです(*^^*)
人を見た目だけで判断するのは、とても怖いとよく聞きます。
霊的な観点から見てもそれはやはり同じで、
視えて話が出来てしまうからこそ、
「何だかなぁ…」と、思う時が多々あります。
例えば、以前にある場所で出会った男性がいました。
もちろん、亡くなっている方です。
彼はある女性に憑いてきて、夢枕に立ったり
何かの拍子に姿を意識させたり見せたりしていました。
ものすごい悪霊に取り憑かれているから、
何とかしてほしいという話だったんですね。
(伊豆の国市に来る前の話です)
失礼な話なんですが、確かに見た目は酷いの一言でした。
事故死した彼の身体は欠損だらけで、
四肢がまともな感じではないし、顔面も傷だらけ、
頭部に至っては完全に欠けてしまっていて脳脱状態です。
痛い痛いと言いながらも、彼と話をすると
彼は元々その女性と縁がある人で、憑いてきたのも
彼女を心配して付いてきただけでした。
(後々に確認したら彼女の小学校時の同級生だったのね...)
というのも、亡くなってから色々あって混濁困惑している内に
お迎えを逃してしまい、一度は道を逸れそうになるものの、
"ある事"がきっかけで彼女を見つけ、
付いてくる様にしたんですね。
その時の彼女は何よりも基準がお金でした。
色々と嫌な事があったから、人を信用する事が無くなり、
自分すら信用せずにお金というものに
拠り所を見出していたんですね。
けれど、紐解いていけば元々は彼女が経験した嫌なことも
彼女が原因となって起きた事がほとんどで、
ちゃんと向き合わなかったご自分の罪そのものだったんです。
本来は愛情が厚い人のはずなのに、
大きく道を逸れている彼女に対し、
彼は最後の御奉公だと決心をして、
色々とやっていたという訳です。
つまり、彼女を護っていたんです。
もちろんですが、彼の事は丁重に向こうへ送ってあげました。
(今頃はイイところで過ごしていますね(*´∀`*))
彼女に対しては、事実を事実として全て伝えましたが、
思ってもみなかった内容だったからか、
彼が居なくなった事は喜んでいましたが、
嫌味もたくさん戴きました。
普段から見た目だけでの判断と、上っ面だけの関係性、
自分の中だけの狭い基準のみで過ごしているから、
お金だけは手に入っても掛替えのないモノを失ってきていた
彼女の事すら死人なりに護ってくれていたのに、
『もう気持ち悪い思いをしなくて済むのね!』
という台詞を彼女から聞いた時には、
心の底から「何だかなぁ…」と、思いましたね。。。
その後の彼女のことは知りませんし、知りたいとも思わない。
仮に知っていても流石にここでは書けないですしね。
ただ、この手の方がどういう結末になるのか?
亡くなった後に何処へ行くのか?
という事だけは分かります。
だからこそ、彼が一生懸命に頑張っていたんですからね。
にしても、上っ面だけの判断ってのは本当に怖いんですよ。
悪霊になったり地獄に行ったり...
亡くなってからも苦しみ続けるのなんて嫌でしょ?
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