2024年7月21日日曜日

見方(実践シリーズ)

皆さんこんにちは、あにきです^^

今回は、前回のお話と多少被りますが
見方についてお話をしたいと思います。





人や物というのは、
いつも同じに見えますが
実のところ日々全然違います。
何なら秒単位で変わります。

というのは、
前回もお話をしましたね。

では、実際にどういう風に見るのか?

一にも二にも大切なのは、
「いつも同じだと思わない」
という点です。

昨日も今日も明日も同じ。
そんな事は無いですよね。
今の今ですら中身は変わります。

現にこれを読む前の貴方と
読み終わった貴方では違う筈ですね。

ほんの少しのきっかけで変わってしまう。
人なんてそんなものなのです。

物の場合はどうでしょうか?
これは使う人によって変化します。
厳密に言うと、使う人の心情ですね。
これによって同一の物でも
まるで違う物へと変わってしまう。

人は常に変化する。
そんな人が使うのですから、
つまり、物もいつも違うという事です。





それを踏まえた上で、
今度は「決め付け」を無くします。

見た目や形、色や大きさ、製造国etc...

目に映る色んな情報から
人は相手を判別します。

この時に、可能な限り
決め付けを排除します。

一度でも決め付けをしてしまうと
そこからの転換は想像以上に難しいです。

ですが、ある程度は道筋を決めないと
行動出来ないのが人間です。

なので、決め付けを無くすと同時に
仮説を複数立てます。

想定した事が1つであれば、
決め付けに近くなってしまいますが、

複数であればそれは「候補」となります。

如何にこの「候補」を作れるか
現実的な仮説を作れるか

これが非常に重要となるのですね。
あにきはこれを

「多極的視点」

と、呼んでいます。





どこぞの都知事選の様に
何でもかんでも乱立させれば良い
という様なものではないです。

鍵となるのは「現実的な仮説」です。

例えば、
朝子供が起きてきて、
どっからどう見ても元気いっぱいなのに

(この子は風邪かも知れない...)

と、思う様な仮説は
全く以て意味が無いという事ですね。
非現実的です。

よく視てよく聴いて
現実の状況を踏まえた上で仮説を立てる。

そういう見方を人や物を問わず
身近なところから始めて
徐々に様々な場面へと適応させていきます。

この見方になれると不思議なくらい
極々小さな変化にも気が付ける様になります。

何とも馬鹿げた話に聴こえると思いますが、
こういうちょっとした危機管理を身に着けて
常に危機感を抱えて動く事が
所謂気付きを増やす事へ繋がります。

取り返しが付かなくなってから
気が付いても後の祭りですからね。