今回は考え方について
お話をしたいと思います。
このブログ内では事ある毎に
「感情の制御」
「俗欲の制御」
と、いう業について
お話をする事が多々あります。
自己を律する上に於いても
非常に重要な「鍵」となる
動きの一つなのですが、
これらを制御するには
ちょっとしたコツがあります。
どういった内容かと言いますと
「目標・目的の設定」です。
何かしらの「業」を完徹させるには
その動きを実行し続けるに余りある程の
理由といったものが必要です。
この目標目的を設定するポイントが
コツの一つとなるのですね。
例えばですが、
自分にとって
「好きな事を抑制したい時」や
逆に「嫌いな事を実行に移す時」など、
辛さや厳しさ、苦痛を生じさせる様な
動きが必要となる場合に、
しっかりと目標や目的をセットします。
では、その反面でもある
「好きな事を実行に移す際」や
「嫌いな事をやらない場合」は
セットしなくても良いのかという
声が聞こえてきそうですが、
決してそういう意味では無いです。
やはり、
目標目的の設定は必要にはなるのですが、
前者程にキッチリとしたセットを
しなくても大丈夫という意味です。
何故かと言うと、
苦痛が段違いに小さいですし
そもそもが自然と己が活動する為の
原動力に繋がる物事であるからです。
好きな事はあれこれ後押しせずとも
自然とやれますからね。
その代わり、調子に乗り過ぎない為に
「真逆の思考」という動きは
必須となってきますが、
ここでの詳細は割愛します。
この様に、好きな事を抑えたり
嫌いな事を実行するというのは
その逆と比べた時に、
非常に意識を強く持つ必要があります。
身近な点で云うならば
お酒の量を控える(好きな事の抑制)とか、
ダイエットの為の
運動をする(嫌いな事の実行)などです。
こういった面で、
キッチリと「論理的」に
目標目的を自身へ植え付けて
原動力へと換えさせます。
ここを曖昧にしてしまうと
並行して関連してくる
感情の制御や俗欲の制御というのは、
より一層困難なものとなってしまうのです。
冷静に考えてみれば
極々当たり前の事なのですが、
意外と忘れがちな事なのですよ。
動き難い事を
動き易くさせる
動き易くさせる
これも制御なのを
忘れたらあかんで