今回は考え方について
お話をしたいと思います。
何かしらの問題や事案が発生して
それらの改善に向けて
あれやこれやと思案すると思います。
その過程の中で、
人にアドバイスを求めたり
物に力を求めたり
神仏霊魂へ救いを求めたりするのが
皆さんの動き方です。
ですが、この動き方を実行していても
思うように改善しないから
人は悩み苦労をします。
何故に改善へ進み難いのかと言うと、
「自ら歩みを止めてしまう」からです。
己以外の存在へと
助言を求めたりするのは善いのですが、
その際に手段と目的を
入れ違えてしまう事が問題なのです。
助言はあくまでも助言であり、
何をするにも先ずは
己が動く前提でなければいけません。
例えば、
罹患して病院へ行き
処置や薬を処方してもらうのも助言です。
改善が「目的」であって、
病院や医師は貴方にとっての「手段」です。
当然に処置や薬も「手段」です。
けれども、
いつしか診断が目的となってしまい
そこで歩みを止めてしまう。
ここでの「歩み」と、いうのは、
「思考」を含んだ業です。
つまり、思考停止が相まって他力本願となり
自分は動く事がなくなってしまう。
その結果、
改善には程遠いものへと変貌していく。
スピリチュアルや霊的なものに対して
自身の改善を求めていながらも、
一向に改善へと進まないのは
個々の歩みを止めてしまっているのが
ほぼ全ての原因だと僕は考えます。
そして、その歩みを止める因子が
教える側にある場合もあれば、
神秘性や奇跡を言い訳にして
自ら止めてしまう場合もあります。
それですと何も進みません。
どんな事象であっても改善に向ける為には
自分から動く事が基本となります。
そこには
自分を信じたり自分に打ち勝ったり
駄目な自分を認めたり、愉しみを得たりと
ありとあらゆる物事が必要となるのです。
何をするにしても、
改善を欲するのであれば思考停止をしない事。
己の歩みを決して止めない事。
その先に初めて
貴方の求める安らぎがありますからね。
周りの存在も
含まれるんやで


