今回は考え方について
お話をしたいと思います。
最近、地震が頻発しています。
ここまで集中して発生していると
東日本大震災を体験した身としては
否が応でも、あの時の状況を
思い起こしてしまいます。
あの時は群発地震が起きていて、
その延長線上で本震がやってきました。
今回発生している地震が
どういった類のものなのかは
専門家ではないので分かりません。
願わくば大きい地震は来ないで欲しいと
考えておりますが、
これは漠然とした祈りではなく
「ひょっとしたらの予測」を
基としている列記とした「思考」です。
ただ漠然と祈るなど無意味に近しいですし
それよりも、
科学的根拠や実際のデータを
礎とした知識を基に、
あらゆる角度から予測を立てて
行動や心構えに移す方が
圧倒的に合理的となります。
数ヶ月前から僕の居る伊豆近郊でも
小さな地震がそこそこ多発しています。
今現在、群発しているトカラ列島は
フィリピン海プレートの西の端です。
伊豆は東の端。
同じプレートで繋がっているのだから、
トカラ群発の影響が
何かをきっかけとしてこちらに出てきても
おかしい事は一つもありません。
地殻のエネルギー量によっては、
最大規模の揺れがこちらで起きても
全く不思議ではないと考えています。
何せ相手はいつもお世話になっている
地球さんですからね。
地震というものが地球さんの動きの中での
"発作"的なものであるならば、
起きるのを止めろと言うのではなく、
起きてしまうのは仕方ないとして
それならば、その状況に対し
持てるだけの知識と知恵を以て対処する。
発生した時の対処。
家に居るとは限らない。
何をしているのかも分からない。
日中とも限らない。
限定的な場面での想定や
家族が皆同じ場所に居る想定は
まるで意味を成しません。
また、危機管理を想定する際に、
自身を中心に据えた想定も意味を成しません。
想定をするならば、
「自分以外の存在を軸に据えた想定をする」
そうでもしないと、日頃からの危機感は
決して養えるものではありません。
恐いから考えないのではなく
恐いと思う中心、
「恐怖の源をしっかりと視る」
それが出来なければ
結局はいつでも慌てふためいてしまうだけです。
漠然とした恐怖心は
何よりも危機を誘いますよ。
一つなんやで
常に冷静さを
保持する方法を
いつも教えてるやろ


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