2023年10月27日金曜日

自分で自分に呪いを掛ける(知識UPシリーズ)

皆さんこんにちは、あにきです^^

何とも物騒なタイトルとなりますが、
本当の意味でのスピリチュアルを
知りたいのであれば、
絶対に避けては通れないテーマが
これになります。

自己憑依です。





あにきのセッションやレクチャーを
受けて下さってる方や
スピ日々を読んで頂いてる方には
最早、馴染みのある言葉だとは
思いますが、
自己憑依について解説していきます。

自己憑依とは、その名の通り
自分で自分に憑依するという事を
意味しています。

ですが、現実的な話
自身に憑依をするなどは
出来る筈もないので、
これは現象を比喩した表現になります。
そこをまず理解して下さいね。

で、改めてですが、
どうして自己”憑依”という表現を
しているのかと言うと、
それがまるで所謂”憑依”と似通った
症状が出てしまう現象だからです。





この時の憑依体は自身の念そのものです。
ご自分の中の負の思考、つまり念。

恨み、つらみ、妬み、嫉み、
ありとあらゆるマイナス思考の事を
あにきは便宜上【念】と言っていますね。

これらは通常ですと、
少量ならば勝手に不特定多数へ向けて
飛んでいくものなのですが、

念の生産量がご自身の許容量を
超える程になってしまうと、
放出せずに逆流が起きてしまい、
溜め込み始める流れとなります。

その溜め込んだ念が
ご自身の幽体を覆う形となり、
やがて自我をも蝕んでいく。

これが自己憑依の作りです。

実際の憑依は、
【他者からの霊体への干渉】です。
これに対して自己憑依は
幽体への被覆となりますので、
まるで別物にはなるのですが、
自我を蝕むのが最終段階となる以上は
憑依と呼んでも差し支えないのかと
あにきは思っています。





自己憑依の恐ろしい部分は
概ね3つです。

①通常の憑依と同様に自覚できない。
②除霊などの技が使えない。
③通常の憑依と誤認されやすい。
④自身の根本的問題が解決しない限り
解除しても何度となく繰り返す。

この中で一番の問題点は②③となります。
一見すると④に思いがちですが、
これは普通の憑依でも同じですので、
大した問題ではないです。

②に関しては、
ご自身の念が問題となるので、
除霊という事がそもそも難しいです。
除ける避けるは無理ですからね。
何せ、自分自身ですし。

③に関しては、
本当に多いと思いますよ。
自己憑依と通常憑依を見極められる人は
少ないと思います。

念の見え方が、生霊のそれとか、
霊のそれにとても似ているんですよ。
よく視ると微妙に違うんですけど、
被憑依者の内面を覗ける視覚の方でないと
どうにも難しいと思います。

ただ単純に霊が見える系の人だと、
100%分からないと思います。





自己憑依の方の特徴は、
貧乏神に生じる特徴と似通りますが、
決定的な違いは自我汚染が進んでいない
という点です。

先ほど述べました通り、
幽体への被覆となりますので、
終末期でない限り霊体(自我)が
抗っている状態が多いのです。

なので、初期~中期にかけては、
暗い思考、他者と自分の置き換え、
それらに伴う涙脆さ。

というのがメインで表れてきます。

他者と自分の置き換えというのは、
感情移入ではなくて、
他者を自身の思考回路そのもののみで
判断することを指します。

簡単に言うと、
自分の事ではないのに、
何の疑いもなく自身の事と認識し、
他者の意思はまるで反映させない。

さしずめ、
一人称と三人称が混ざり合った様な
感覚と言えば良いですかね。





自己憑依の終末期は憑依同様に
死に希望を抱く様になります。

これら一連の過程が
呪いを掛ける工程とも似ており、
受呪のそれとも同様なので、
本タイトルの様な表現となる訳です。

何にしても、
捨て置けない状態となりますから、
ひょっとして...と、気付かれた方は、
あにきみたいな業界人に
相談をされた方が良いと思いますよ。

ちなみに、
自己憑依という言葉は、
あにきの造語ですので、
他所で言っても通じませんからね。
悪しからず。