皆さんこんにちは、あにきです^^
今回は世界の広さの感じ方について
お話したいと思います。
人はその行動範囲と触れる物によって
世界の広さの感じ方が変わります。
例えばですが、
子供の頃を思い出してほしいんですが、
自分では何も出来ないから
行動範囲が狭くなりますよね?
おまけに触れる人や物も限定的となります。
結果として、
知り得ている世界が狭くなります。
だから、大人に触れると
凄くものを知っていると感じるし、
出掛けたりするとワクワクするんですね。
自分の世界が広くなるから。
今の時代、
ネットを見ていれば広くなるかと言うと、
実はそうでもなくて
知識は増えても広がりは変わりません。
昔で言うところの、百科事典などが
ネットに変わっただけです。
これは、子供に限らず大人も同じですね。
自分の中で世界を拡げる努力をしないと、
何かと問題を抱えてしまいがちになります。
子供であれば親や大人の助けが必要です。
身近な存在を観察して、
情報の蓄積自体は出来ても
子供単体での行動範囲は狭いですし、
限界がありますから、
物理的な広さを体感するには
何をするにも大人の力が必要になるからです。
人は色々な物に触れ得ることで
初めて世界を拡げる事ができます。
では、大人の世界が広いかというと
そこには疑義が生じます。
子供と違い、労務が出来る様になり
自由に出掛けられる様になります。
物理的な広さを体感する事が出来る反面、
今度は人などへの接触が極端に乏しくなる。
各々理由は多々あれども、
個人に閉じ篭りがちとなってしまうので、
結局世界が狭くなってしまう。
世界を広げる上で大切なのは、
「物理的な情報での広さ(W/H)」
と
「人的な思いの遣り取りによる広さ(D)」
この双方が相まっていないと、
頭でっかちになるか、独りよがりとなるか
どの道世界は狭くなるという事なのですね。
人との接触はリモートでも
可能と思いがちですが、
リアルと比べると段違いに効率が悪いです。
何故かと言うと、
五感を通して入ってくる情報が
少なすぎるからです。
話していてその人の事は見えていても
一部分しか見えてませんよね?
また、聞こえてくる音にしても一部分。
背景描写も一部分。
匂いや温度湿度に関してはゼロです。
それに伴う動きも見えないし聞こえない。
それを得ようとすると、
数倍の労力が必要となりますから
面倒なので絶対にやりません。
ここまで書くと薄っすら分かると思いますが、
貧乏神へと陥り易い人というのは、
自身が持っている世界観の幅や高さ
ワイド/ハイ(W/H)はあっても、
つまり、奥行
デプス(D)が狭いという事なのです。
子供の時に、
何でもかんでもやってもらったり
触れ得た後の苦労が無かったり、
大人になってから
目先の欲や幸福に飛びついたり、
辛い局面から逃げて楽をしていると、
どんなに経験を積んでいたとしても
奥行は凄い勢いで減少していきます。
それを回避させるには、
兎にも角にも自身の世界観を広げていく
その努力を継続させるのが
最も間違いのない方法です。
今以て数値化は出来ないけれども
この様な感じで理論上の図式化は可能です。
この三次元の図式が表わす要素を
ちゃんと意識する認識する事が出来れば
4次元認識に必要な要素が何なのかが
誰でも分かると思いますよ。