2023年4月21日金曜日

本音と建前(気付きの応用)

皆さんこんにちは、あにきです^^

今回は本音と建前についてです。
日頃から人と話をする時に、
日本人は黙ってこの技を駆使しますよね。

良い文化だと思います。
実際にあにきも使ってますし。

ですが、この本音と建前。
使い方を間違えると
ただの恨み製造機にしかなりません。




どういう風に使うとマズいのか?
端的に言うと、誰にでも使うもんじゃない!
って、事ですね。

イマイチ要領の掴めない相手とか、
距離のある相手、一期一会な相手、
どうでもいい相手、とかに使うのは
持ってこいですし、攻撃性が無くなって
とても善きだと思います。

けれども、これを
親身になってくれてる人、
とても近しい人、分かり合えている人、
などに行った場合、

攻撃性が無くなるどころか、
相手から数倍になって返ってきます。
何が? 恨みが^^




親身になってくれてる人に対して、
本音を言わないというのは、
少々飾り過ぎですし、失礼に当たります。

何でもかんでもそうしろとは言いませんよ。
ですが、ポイントを間違えると、
確実に亀裂が生じます。

角が立たない様にしたいから、

買うつもりがないけど、購入をチラつかせたり
行くつもりがないけど、行くのをチラつかせたり、
遊ぶつもりがないけど、遊ぶのをチラつかせたり、

それでいて断ったり、安易な選択や安価な選択をする。




身近な人や親身になってくれる人ほど、
相手の心を見透かします。
ただ一緒にいるだけなら誤魔化せますが、
そうでない人を相手にこれを使うには
相当なテクニックが必要です。

今まで色んな方々を視てきましたが、
これで恨みを爆買いしている人は相当数います。

ここでのポイントは何かというと、
誰に向かった想いで建前を述べているのか?
という点です。

(相手に)角が立たない様にしたい!

違うよね。

(自分に対して)角が立たない様にしたい!

だよね。




そんなだから見透かされてしまう。
角を立たせたくなければ、本音を言えばいい。
買うお金がない。行きたくない。遊びたくない。
これこれこうだから...ごめんなさい!

と、素直に話せばいい。

にも拘わらず、それが出来ないのは、
ちっぽけな自分のプライドを守りたい。
マウントを取りたい取られたくない。
なんていう、矮小な想いが邪魔をするから。

つまり、自分の弱点を視ていないで
周りばっかりを気にしているから。
お金が大好きで、価値観をそこでしか見出せないから。
まだその感覚を引き摺っているから。

自分の価値観なぞ、自分で決めればいい。
人に決められたり、周りに流されたりして
決めるものではないんです。

なので、素直にこれが出来る様になった人は
本当に素晴らしいです^^b




また、本音と建前ってのは便利な反面、
強い中毒性もありましてね、

本音を言わずに
イイ子ちゃんぶったり、
イイ男ぶったり、聖人君子ぶったりしてると、
周りにいる烏合の衆にチヤホヤされますから、

どんな時でも本音を言えなくなってくるんです。
こうなると、自分の周りにいる大切な人から
消え去っていく。
本音を言わないんだから当然です。

逆に本音しか言わない人の場合は、
棘だらけですから、途端に人は居なくなる。

そして、両方とも最後に残るのは
カス同然の上っ面大好き人間のみ。

そこからの道筋はテンプレ通りの流れになって、
ステレオタイプの貧乏神が爆誕して終了。




人への説明が面倒臭いから、建前で濁す。
面倒臭いから本音しか言わない。
どちらもNGです。
何でも面倒臭がるのは愚かすぎます。

その面倒臭い部分に意味があるんですからね。

面倒だから楽をする。
端折って楽をしまくれば、そりゃ爆誕しますわw

便利な代物だから、
時と場合と人を視て使うの。
用法用量を守って正しく使うの。

通り一辺倒だったり、馬鹿の一つ覚えってのは、
痛い思いに直結しますから、お気を付けあそばせ^^