2023年10月16日月曜日

悪口陰口を失くす?(知識UPシリーズ)

皆さんこんにちは、あにきです^^
今回は悪口陰口についてです。





この業界では当たり前と言っても
過言ではない程に言われているのが

『悪口陰口を言ってはいけない』

これですね。

まぁ、広義での論理なら
確かにその通りなんですけど、
これね、違和感を覚えませんか?

この台詞を言う人、
これを押し付けてくる人って、
「何で...悪口陰口が悪いのか?」
「どうして...悪口陰口が悪いのか?」
というのは、結構教えているんですが、

その先の対応対処を教えている人って
少ないと思うんですよね。

何々だから言ってはダメ
これこれだから言ってはダメ。

ここで止まってしまっている。

しかも、一般的に有名な人や
業界的に偉大風な人が、
これを発してたりするから
原理主義的に
それを真に受けている人なんかは

誰誰さんが言っていたから言わないとか、
何だか妙な言葉使いになっていて
逆に怖くなってたりとか、
そういう人に限って悪口陰口は無いけど
モラルやマナーが酷かったりとか
却ってえらいことになっていたりします。





普通に考えてくれれば分かるんですが、
悪口陰口を失くすのなんて無理ですよ。

何故かと言うと、
受け取り方や考え方の違いだからです。
明確な基準が無いでしょ?

明らかにこれは!
っていう悪口陰口もあれば、
人によりけりだよね...
というものも多数ある。

あにき自身もそういう経験がありますよ。
ただ相談をしただけなのに、
悪口を言っていたと、
認識された経験が多々あります。

この経験っておそらくですが
皆さんあるんじゃないかと思っています。

というのも、
あにきSカウンセリングにお越しになる
お客さんでも必ずと言っていい程に
言う台詞がありましてね、
「悪口ではないんですけど、」とか
「愚痴ではないんですが、」とか、
そういう前台詞を使うんです。

うーん...
ご相談にいらしているんだから、
あにきはそんなの気にもしないし、
相談事が悪口陰口認定されるなら、
おちおち人に相談なんて出来ないですよ。

なんで態々そんな台詞を言うのかと、
考えた時に思い浮かんだ答えは3つ。

①,前述のあにきと似た経験をしている。
②,原理主義的悪口陰口排斥運動家。
③,悪口陰口の意味を理解していない。

こんなところです。





①に関しては、
可哀想にとしか言いようがないです。
受け取る側の問題ですからね。
最初から言わなきゃいいという人も
居るかと思いますが、

言わなきゃなんない状況とか、
悪意を持って誘導されてしまうとか、
言ったつもりもない事を
鬼の首を取った様に言う人って、
五万と居るんですよ。

その場に居た訳でも無いのを
後から第三者が「言わなきゃいい」なんて、
無責任な台詞は言えませんよ。

②に関しては、うん、まぁね。

③に関しては、
たぶんこれが一番多い様な気がしてます。
基準が明確じゃないから、
自分以外の人の事を話すのを
全て悪口陰口と認識していたり、
それに類したお考えを持っている。





何にしてもですが、
推論上、
悪口陰口を言わない人なんて居ないです。
受け取り方次第ですもの。

あとは、人前で言ってるか言ってないか
その違いです。

あの人は悪口陰口を言わないね!
という人だって、
一人の時とか家族と一緒の時とか、
分かんないじゃないですか?

悪口陰口の問題はね。
言うのが悪なのではなくて、
誰にでも言うのが悪なのですよ。

口を開けば悪口陰口って人居るでしょ?
そうなると、
聞いてる方も気持ちが悪いし、
気分も悪くなる。
言ってる方は性格も表情も歪んでくるから
信用も信頼も無くなってしまう。

ですがね、
腹が立った時とか、屈辱を受けた時とかに
言いたくなることもあるでしょ?
それを我慢して言わない事が
果たして最善策だと思いますか?

それを鬱病経験者さんとかの前で
言えますか?
あにきは言えませんよ。
それがどれだけ
精神的なダメージを負う事かを知ってますもの
身を以ってね。





悪口陰口ってのは、
自分を守るためのバランサーでもあります。
だからね、言ってもいいの。

但し、
中毒性を含んでいるバランサーですから、
一人言の時も気に掛けないといけないし、

まして人に言う時は
相手をちゃんと視て考えて選んで
キャパシティの大きい人にだけ
辛い時に言えば良いの。

でもね、なかなかキャパシティの大きさや
器の大きさなんて分からないだろうから、
そういう時に
あにきの様な業界人を使うんですよ。

そうしていくとね、
自然と数が減っていくし、
ちゃんとしている業界人であれば、
日頃からの対処法だって教えてくれます。





あにきが普段から言ってる

小さい幸せの事も、
落とし穴回避の事や
貧乏神回避の事、
人の見極めや自分の見つめ方、

そういった面の全てが
この悪口陰口を減らす事にも繋がります。

失くすのではなくて減らすんです。

そして、言った後には必ず反省や
懺悔をすること。

一つでも多く自分にとっての善い事を行う。

人に言ってしまったら、
聞いて貰った事への謝辞を必ず述べる事。

それが守れるなら
言ったって別に良いんですよ。
妙な我慢も不安も考えなくて済むでしょ?

これだって立派な"優しさ"なんですからね。
何事も上手く使う事が大切なんです。