2023年9月10日日曜日

会話に手を抜くな(運気UPシリーズ)

皆さんこんにちは、あにきです^^

今回は話の聞き方と言いますか、
人の見極め方に関わる話です。





最近、
人の話もまともに聞けない大人が
増えてきていると感じています。
これは同時に話す時にも言える事で、

要点を纏めて簡潔に話すのではなく、
悪戯に端折って簡略化させて話す人が
多くなってきている様な気がしています。

事象を優先させて話をするのではなく、
フレーズからの印象を優先させて話す
という手法の人が多い印象です。

ネットやSNSでの切り抜きに
近い感覚と言えば良いでしょうか...





このフレーズ重視という短絡的な
話し方に慣れてしまうと、
本来は会話の前後が重要なのに、
その言葉のみフレーズのみが
印象に残ってしまい、
間違った選択や結論に至ってしまって、

人を正しく見極められない
という結果となる事が多くなります。

例えるならば、
本の中での重要な台詞があったとして、
一冊ちゃんと読んだ人と
そのフレーズだけを見聞きした人とでは
決して同じ感想や受け取り方には
なりませんよね?

これと同じ現象を普段の生活の中で
見受けられる様になってきている
そんな気がする...という事なのです。





人は、日々の生活の中で
常に会話を重ねており、
そこで産み出される
印象的なフレーズというのは、
本当に多いと理解出来ます。

ですが、真に重要なのは
そのフレーズの前後の会話であって、
フレーズそのものではないのですね。

けれど、印象的という特性が働く事と
尚且つ、
記憶する際に大体で覚えてしまう事が
非常に多いから、フレーズだけが
独り歩きをしてしまう。

結果として、
間違ったメッセージを送る事になったり、
誤った選択をしてしまう羽目になったり、
自分から落とし穴に突っ込んでしまう
なんて事が多々ある筈です。





人を騙そうとしたり、
騙すまではなくても
意識を向けたかったり
共感を求めていたり同情を誘ったり
そういう意図がある人ほど、
フレーズを重視させて
興味を向けさせます。

あたかも良い事しか話していない様な
政治家や政党とか。
さも、明晰ぶりを強調した台詞を
話している様な有名人とか。

SNSとかでよく見かけませんか?

確かにその言葉自体は良いと思います。
ですが、大切なのは話の前後や
どういう意図の話だったのか?
その点なのですね。

つまり、全体像を視ていないで、
頂上からの景色だけを眺めて
登山したつもりになっているのと、
同じ事が起きてしまうのです。





こういう感覚に慣れ過ぎてしまうと、
人との会話における場合にも
同様の癖が発動してしまって、
正しい判断をする事が
難しくなってしまう。

それを回避させる為には、
人の話を聞く時には
ちゃんと聞かないといけない。

あにきはお客さんに対して
こう教えています。

「人の話は一言一句覚えるつもり
で聞きなさい」

人に聞いた事を伝える時においても、

「言葉を勝手に変換しないで
そのままの言葉で伝えなさい」

「説明や解説は端折らずに
伝わるまでしっかりやりなさい」

最低でもこれは言い続けています。
要は、集中して聞きなさい。
感情に流されずに聞きなさい。
という意味なのです。





これが出来ないと
まず間違いなく騙されますし、
自分にとって
要らぬ選択をしてしまう事に
繋がっていきます。

運気を上げて幸せにしたいのなら、
日々こういった努力の一つ一つが
とても大切になってくるのですね。

これは、
疲れるのが嫌だという人には
全く向いていない方法です。
集中するってのはかなり疲れますから。

ですがね、
人として生きるってのは
本来疲れるものなんですよ。

その疲労を愉しみに変えられるかどうかが
運気UPにおいての
ポイントになってくるんです。