今回は考え方について
お話をしたいと思います。
自然霊に対する一般的な認識ですと
神様扱いとされていますが、
実際のところは位置付けが
かなり異なります。
俗に言う神様よりももっと身近で
親しい存在が自然霊です。
何せ、狭間を介して現世の中に
身を乗り出しているのですから、
この段階で所謂神仏とは
同じではないです。
ただ、人の作りし世界の中で
人智を越えた存在である事に
変わりはないので、
そういった意味合いでは
神さんと呼んでも遜色ないのも事実です。
そんな自然霊ですが、
彼等は常に現世について学んでいます。
人についてではなくて、
「人を含めた現世」についてです。
一見すると管理する側の様な立ち位置で
考えられてしまいますが、些か異なります。
確かに、自然霊が管理をしている側面も
有るには有りますが、
それはあくまでも現世という領域を
彼等自身の立場に於いて学ぶ渦中の
一環でしかありません。
そして、
彼等が現世について学ぶ中の一つに
「人との繋がり」
と、いうものが存在します。
自然霊とは
一度も人に転生した事の無い霊体です。
そんな彼等が人という歪な存在を学ぶ。
その学ぶ中の一つが「繋がり」です。
如何に想いという要素を用いて
肉体を得て俗欲を纏う存在と繋がれるか。
動物や植物、虫やその他の構成元素では
経験し得なかった本能的でも直感的でもない
複雑な繋がりを肉の身体を持たずして
学んでいく。
それが彼等の目的の一つです。
何故なら、彼等の次の転生は人なのですから。
うちらは
人をやってるんやで


