今回は、自己憑依を見抜く事について
お話をしたいと思います。
皆さん恐らくですが
普段の生活の中でご自身の身体や心に
良い事を幾つかやられていると思います。
それが、
美容や健康に関する事かも知れないし、
もっと簡単な事かも知れませんが、
何かしら生活の中でやっていると思います。
単語で言うならデトックスとかですね。
そういうのをやっていて、
「今日はやらなくてもいいかな...」
という時がありませんか?
ここが自己憑依のサインです。
例えば、
お風呂に入って湯船に浸かる。
それを毎日やっているのに、
のぼせるから等の要因ではなく、
ただ疲れて面倒臭いという理由で
やらない選択肢を設けてしまう。
ですが、普通に考えたら
疲れている時ほどやる筈です。
癒す為の行為ですからね。
ちょっと考えてほしいのですが、
自己憑依と言えども憑依は憑依。
悪な存在が纏わり付く状態です。
悪な存在というのは、
主だって「穢れ」を好みます。
それが肉体的であろうが
心的であろうが同じです。
自己憑依...
つまり、駄目な自分もそれは同じ。
怠惰や劣情という穢れを好みます。
始まりはほんの少しの手抜きですが、
それが何時しか重なって当たり前となり
気合いを入れても戻らない状態にまで
浸食が続いてしまい、
気が付けば、あらゆる側面で
「楽」をする様になる。
楽をする様になると、
「頑張り」や「耐える」という
苦痛を避ける様になって、
駄目な自分に飲み込まれてしまう。
その後に訪れるのは、
本当に厄介な他者の念や悪霊生霊であり
貧乏神を引き寄せ、惹かれる。
常々申していますが、
駄目な自分というのは
いつも貴方の隙を狙っています。
疲れている時などを狙って、
それこそ悪魔の囁きをしてきます。
そういう時にこそ、ひと踏ん張りする。
先述した様なシチュエーションの時は
ほぼほぼ間違いなく
穢れを好む存在が囁いています。
善くなってきた人にとっては、
生霊悪霊などは
いきなり憑依などしませんが、
駄目な自分という奴は別です。
もっと言うと、
生霊や悪霊は種類によってそういう面を
姑息に突いてくる事も多々あります。
最終的に貴方を飲み込めれば良いのですから。
そういう環境に貴方は常に置かれています。
これが現世、この世なのですね。
ですから、
自分が手を抜きたい瞬間に
気を引き締める癖を付けると、
駄目な自分の手綱を引く事になりますので、
結果として、
貧乏神化防止にもなりますし、
何よりも運気が下がる懸念を払拭出来ます。
これを常に心掛ける。
これが常に全力で意識する事の一つです。
とても疲れますが、
生きるというのはこういう事なんですよ。
もっとも、
駄目な自分に飲み込まれて
またあの地獄に戻りたいなら別ですけどね。