さて、前回の続きを…
霊によるつきまとい事案から
憑依に至るまでの
時間はその状況によって
結構な差があります。
1年経っても2年経っても、
つきまとっているだけの場合もあれば、
つきまとう間すら与えずに
出会って2秒で憑依してしまうという
ケースもあります。
こういった、
"ウルトラせっかちニキネキ"などに
憑依されてしまう場合を、
僕は便宜上
【急性的憑依】と呼んでいます。
また、それとは反対に
時間を掛けてじっくりコトコト
憑依していく
"死んでからもまだ時間の有効活用ニキネキ"に
憑依されてしまう場合を
【慢性的憑依】としています。
前回のお話は、
この【慢性的憑依】の前段階という訳です。
慢性的憑依の恐ろしさは、
何よりもその時間にあります。
一般的な慢性的憑依は、
その人が気付くか気付かないかの
微妙な距離感を長時間保ちながら、
ゆっくりと支配していくので、
霊的な事象を信じない人ほど、
被害に遭いやすいです。
同じ様に霊的に強いけど、
ただ強いだけって人も
やはり被害に遭いやすいです。
前述の例は何となく分かるとして、
後述のケースは以外ですよね?
これにはちゃんとした理由があって、
所謂霊感が強いと
自覚している人になればなるほど、
霊的な知識を間違って覚えていたり、
極端に偏っていたり、
逆に知識を
詰め込みすぎているからなんですね。
ちょっと話が脱線しますが、
大切なことなので解説しますか。
ーここから脱線ー
その手のタイプの方は、
霊的なモノに興味があるから、
色々調べたり聞いたりします。
その中で段々となんですが、
現実を無視していくようになる。
何故かというと、
世の中に溢れている霊的なモノの情報が、
あまりにも
美化され過ぎてしまっているからです。
実際はそこまで美しさを
強調するものでもなければ、
聖人君子的なものでもないです。
どちらかと言えば、
圧倒的にダークです...
けど、ビジネス的な側面でいうと、
美しさを強調した方
が売れやすいだろうってのは
想像するに堅いでしょ?
で、気が付けば
そういった聞こえが良い語り方だったり、
口当たりの良い話だけを
そのまま鵜呑みにしていくようになり、
生きていく上でとても重要な、
【ちゃんと自分で考える!思考する!】
という、
基本的な概念を捨て去ってしまい、
言葉は悪いですけど、
【頭でっかちで中身空っぽ】
の状態になるから、
自身の中に大きな隙きが生じてしまい、
結果として被害に遭いやすくなるんです。
霊や念が入りやすくなりますからね。
同時に、
治り難かったり繰り返したりしてしまうのも、
この手のタイプの方が多いです。
世の中キレイな事ばかりじゃありません。
それは、
現世(うつしよ)でも
幽界(かくりよ)でも同じこと。
光があれば必ず影が生じます。
その"影"の部分にも目を背けずに、
しっかりと理解しなければ、
本当の意味でのキレイな部分は掴めないんです。
ー脱線ここまでー
(ちょっとじゃ済まなかったね^^;アハハ)
で、
本題の慢性的憑依や
急性的憑依の具体的な恐さについてですが、
(´ε`;)ウーン…
次回ね…