2025年3月9日日曜日

思うところ(実戦シリーズ)

皆さんこんにちは、あにきです^^

今回は考え方について
お話をしたいと思います。




霊視が出来るならば、

「行方不明者の捜索に
協力をすれば良いのに」とか

「逃走犯の捜査に
協力をすれば良いのに」など

度々言われたりする事があります。

確かにその通りで、
実際にいくらでも協力をしたいのですが
それは、オーダーが有った場合の話です。

非常に歯痒いのは、
分かっていても教えられない事実です。

行方不明となったご親族やご家族を
必死になって探している方々に、
どうやって話しますか。

大切な人が突然居なくなってしまって
不安や悲しみや言葉にならない様な
辛さを抱えている人に対して、

特段のご依頼も頂いていないのに
結果ありきの話を
どうやってするのですか。




霊視というのは何でもかんでも
分かるものではありません。

そこまで便利な能力ではありません。
そこまで確定的な能力でもありません。

ピンポイントで探し当てたり
非常に有益なヒントとなる事を
見出したりする事は確かにあります。

だからと言って、
それをこちらから率先して
お伝えが出来る程に周知され
認められいる能力でもありません。

人の喜びに関する内容ならいざ知らず、
人の死に纏わる事や
徒に心を傷付けかねない様な内容を
いけしゃあしゃあと言えますか。

人としての気持ちや思い遣りがあるならば

「教えたくても教えられない」

と、いう事の方が多いのです。

どこか利便性や有用性の方ばかりが
目に留まりがちですし、
夢を見られがちなスピリチュアルや
霊的な能力ですが、

実際にその能力を扱う者としては
常に葛藤を持っていたり
ある意味では苦しみの方が
強かったりするものなのですよ。

現実は決して華やかではないです。

眉唾に甘んじては
いないけれども
なかなかに心を
抉られる時は
多いんやで