2023年12月3日日曜日

聴く(知識UPシリーズ)

皆さんこんにちは、あにきです^^

先日は小さい幸せを
見付けるという点で
話す事について書きましたが、

今回はその序段としての
聴くについてお話したいと思います。





人は言葉でコミュニケーションを
取りますが、話すという事は
聴くという事が大前提となります。

話を聞く事が出来なければ、
会話としての成立は難しいですからね。

自分の事だけを伝えるのに注力していたら
何も前には進みません。

その渦中に言葉というものが
存在していて、
言葉の意味は必ず考えないといけませんが、

『そこへ心が乗るか乗らないか?』
『重みがあるか無いか?』

という点にも気を向けないといけない。
つまり、聴くという所作の事です。





先述したこの3点、

『言葉の意味を考える』
『心の有無』
『重みの有無』

これらを日々意識して会話をすると、
何が目的で、どういう優先順位で
こちらに意思を向けているのかという点が
必ず視えてきます。

真意で話しているのかとか
本気と見せてる偽りなのかとか、
その場のみの感情なのかとか、

何かしらの意図を以って
言葉を投げかけてきている訳ですが、
その本音というのは
ベールに包まれたまま...
という事が多いのが現実だと思います。

それが透けて視えてきます。





そして、この所作を続けていくと、
人の言葉だけでなく

人以外の生き物の声や音色、
木々などの動く音などにも
心が乗っていて、

感情が入っているという事に
気が付ける様になります。

動物や鳥などは
感情がダイレクトですから、
とても分かりやすいです。

怒り、空腹、痛み、眠気、歓び、哀しみ
人よりも明らかに分かりやすいです。

それらに気が付けるから、
先日の様な「話す」という事が
出来る訳ですし、
気が付けなければ
それ以上の小さい幸せは見付かりません。





これは出来ない事ではなくて、
皆さんが昔から出来ていた事なんですよ。

別に動物に限らず植物や石とかの鉱物でも
声や音などを聞いてその感情を受ける。

まやかしだと思われるなら、
それで良いですが、

では、例えばですが、
どうして水の音色や風の音、虫の音色、
石の音色、金属の音、木々のざわめき、

そういった音を聞いて癒されるだの
どうのと言ってるんですか?

その音をピンポイントで聴くと、
律した感想を述べるのに、
こうやって話してみると、
まやかしだと考える。

これが、「周りに流される」という事です。





言葉の意味を考えないで、
話の内容の上っ面だけを聞いてるから、
変な奴の変な話としか聞けない。

変な奴と一緒にされたくないから、
適当にあしらう。
「個<多」の原則に侵されている証拠。

ですが、本来は「多<個」なんですよ。
だから、元々知っている。

にも、関わらず、
自分でも自然と気が付いている筈の
重要な内容だという事なのに、
言葉の意味を考えないから気付けない。

聞き流しているのではなく
聴いてない。

聴く事が出来ないのだから、
それ以上に話す事も出来なければ、
気付く訳もないし、気付ける事も無い。

聞くのではなく、聴くに注力してみて下さい。
そうすれば、話せる様になりますし、
小さい幸せの数も増えますから。