今回は動き方について
お話をしたいと思います。
普段の生活の中で病気や怪我
それに限らず縷々様々な理由で
「元気が無くなったり」
「気が滅入ってしまったり」
「何だかヤル気が出ない」
などという時や、
特に理由も何も無いけれど
消化的な意味合いで
「とりあえずやる」
みたいな時が間々あると思います。
これらの状況でついぞ忘れてしまうのが
何のためにという思考
つまり、「目的」です。
この目的というものを失念してしまうと
動きや業の軸となる柱が
消えてしまっている状態となりますので、
全般的に"冴え"が無くなります。
この冴えというのが「活力」です。
何故、この状態だと活力がなくなるのか。
万物というのは、
「何のため」という目的を持って動きます。
知らず知らずの内でもこれは例外無く
働いている行動概念です。
人ほど複雑ではないにしろ
動物も植物もその他万物は
この概念に沿って行動をしています。
にも関わらず、
単に自身の為に動くという
「自分本位状態」に陥ると
前述した概念の破綻を自身で起こします。
これを「概念崩壊」と、言います。
この概念の芯に据えられている要素が
「思い遣り」であり、
「想いの力場」です。
自分の為にと思考した瞬間から
これら要素が薄れていき、
同時に念を主軸とした「念の力場」の
構築が始まります。
行動の礎となる概念が崩壊し、
不活化する要素の「念」が増幅していくので
「活力」が薄れてしまうのですね。
どうにもこうにもヤル気が出ない時や
気が載らない時というのは、
自身でも気付かぬ内に
「自分本位に陥っている」
というサインなのですね。
こういう時に「気を入れる」のが
非常に重要となるのですが、
単に気合いを入れたところでは
何の解決もしません。
空回りしてしまうのが関の山です。
では、どうするのか。
周りの存在のためという目的を有して
想いの力場を発生させるのですから
ハッキリと何のための先にある
「相手」を意識する事が必要となります。
ただ漠然とした想像や
自身のみで完結させる様な気合いでは
念を発生させるだけとなるので、
行動が続かなくなるのです。
あの原動力を
考えれば
分かる事やで

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