今回は、自分を善くさせる事について
ワンポイントアドバイス的な
お話をしたいと思います。
自分を善くしたい、
今よりも善くさせたい
というのは、誰しもが考える事ですが、
実際には何をすれば良いのでしょうか?
物に頼る、神頼み、独力、
その方法は色々とありますが、
何よりも重要になるのは
結局のところ
「他への思い遣り」です。
何を頑張ってたとしても、
ここが理解出来なければ
善くなるなんてのは難しいです。
そして、その思い遣りを考える上で
とても大切になってくるのが、
「何の為に?」
という目的です。
自分を善くさせるというのも
目的ではあるのですが、
これを主たる目的としてしまうと
自分本位になってしまいがちです。
ですから、
主たる目的の為に
「自分を善くさせる」という様に
修飾させる考え方でいかないと
なかなかどうして難しくなります。
家族の為になのか、
子供の為になのか
大切な人の為になのか
会社の為に、
組織の為に、
生徒さんの為に、
言い出したらキリがありませんが、
自分自身の為にというよりも前に
「何の為なのか?」
を、ちゃんと言葉に出来て、
それに向かう事が出来るのかを
自分がしっかりと認識する事が
自分を善くさせる為の第一歩でもあり
思い遣りへと繋がる思考となります。
この考え方が出来ると、
目的がハッキリとしますから
行動の優先順位を設ける事が可能なので、
より一層、自身の動きが活性化して
善くするぞ!
という方へと頑張れる様になる訳です。
しかしながら、
これが自分の為にという感じになると、
責任感が薄れてしまうのと、
どうしても甘えが生じてしまい
弱気になったり、憐れんだり、
下手をすると自己憐憫に陥ります。
また、思い遣りよりも
自己を優先させる事にも繋がるので
善くなるどころか、
気が付けば貧乏神の入口に居る...
なんて事も往々にして有り得ます。
今の世の中は、
色んな方が色んな事を好きに言えたり
教えたり勧めたりする事が可能な時代です。
あにき目線で見ると怪しい奴が殆どですが、
選ぶのは皆さんです。
その方法を選ぶ際に、
誰の為になのかをご自身で考える事と、
その点を教えてくれたり補佐してくれたり
助言してくれる人や方法を選ぶ様にすると、
ご自身の事を善くさせるのに
効率良く動けると思いますよ。