皆さんこんにちは、あにきです^^
今回は貧乏神の素について
お話をしたいと思います。
誰しもがなりたくない貧乏神ですが、
誰しもがなれる要素を有しています。
それをコントロール(制御)する事で
貧乏神へと変貌せずに済みます。
では、
何が貧乏神の素となっているのでしょうか?
その最たる物の一つが、
「我儘」です。
この我儘に溺れてしまうと、
貧乏神化が進みます。
我儘が何なのかというのは、
説明をするまでも無いので省きますが、
問題はその流れにあります。
我儘に溺れ始めると、
「自身の欲求は叶えたいが
責任は負いたくない」
という思考が強くなります。
その中で、
要求を強いる事が出来る人に対しては
態度を徹底的に強くします。
内弁慶というやつですね。
そして、
自身の責任に掛かる事は更に徹底的に
避けようとするので、
言動があやふやなものとなってきます。
判断力としても、
優柔不断な思考が鮮明になります。
決めるに決められないだけならまだしも、
その決定をも人に委ねたりする様になり
自分では何もしなかったにも関わらず
気に入らない結果となれば、
普通に文句すら言うようになります。
これが進むと、
責任回避を重んじている人間同士が
惹かれ合う様になります。
何故なら、
日頃からキッパリと物を申す様な人に
相反する形となるからです。
そうして、極自然の流れで
貧乏神化が進んで行きます。
これが同時進行で起きたり、
順番が逆だったりと
色々なパターンがありますが、
大まかな流れはこんな感じです。
この流れを鑑みた時に、
素となっているのが「我儘」
という事なのですね。
ここからは貧乏神化防止の方法を
サラッとお伝えします。
我儘を無くしてゼロに帰すというのは、
ちと難しいです。
限りなく無くす事は可能であっても、
全くの無にするのは出来ませんし
その反動がとんでもないものになります。
一番簡単な方法は、
普段から発言に気をつける事です。
断言と訂正です。
あやふやな答え方をしない。
自信が有る無いを問わず断言をする。
こう言ったほんの少しの工夫で、
貧乏神化は防止できます。
断言をすると責任も生じます。
人は言動が正されると、
行動に変化が生じますから
それを利用する感じです。
これを言いますと、
極端に頑張り過ぎる人が出てきますが、
そこを抑止する為に、無理をしない、
つまり「無理せず頑張る」という
一呼吸の間が大切になってきます。
また、間違っていたら謝り
即時訂正をするという
素直さが必要になります。
訂正を悪だと認識している人が多いですが、
それは大きな間違いです。
意味も無く完璧を求めているから、
そういう間違った認識をしてしまうんですね。
「何だよ、結局曖昧なものを残すのかよ」
と、思うかも知れませんが、
よく視て下さいね。
既に最初に述べていますが、
肝心なのは、
「制御(コントロール)」です。
我儘が過ぎれば貧乏神へと急成長し、
頑張りに極張りすれば肉体的負担も増し、
ゆくゆくは精神的負担も増大して
鬱症状などにも悩まされて、
今度は責任回避へ極振りするから
結局同じ様に貧乏神化する可能性も増す。
ですが、意図的に余剰を作っておいて
制御をすれば貧乏神化は回避できます。
それを簡単に実践させるのが
断言と訂正、
そして、完璧を求めすぎずに
無理をしないという意識。
これを理解出来れば
貧乏神の素(もと)を持っていても
決して貧乏神化する事はありません。
貴方自身の事なのだから
どんな時でも手綱を握るのは貴方です。




