2024年5月6日月曜日

気を付けること(実践シリーズ)

皆さんこんにちは、あにきです^^

今回は、自分を善くさせる為に
気を付ける事について
お話をしたいと思います。





自分を善くさせる為や
自分を変える為には、

自身の駄目な点や嫌な点、
過去の過ちなど
要は、自身の弱点・汚点を認める
必要があります。

そして、
その弱点というのは
面白い程に自分の足を引っ張ります。

特に、
その弱点を素にした思考や言葉などは
さも当たり前の様に
頭に浮かんできたり、
口から飛び出してきます。

ですが、それを使ってしまうと、
結局のところ
何も変わらないという事ですから
善くなるには程遠くなるのですね。





自分の弱点というのは、
ある意味では何よりも慣れ親しんだ点
という事でもあります。

なので、
使ってはいけないのに
不意に使ってしまう。

常時意識をしていないと、
これを回避する事は難しいですし、

どうして使ってはいけないのかを
納得いく理論や理屈で
しっかりと理解する必要もあります。

つまり、相当な覚悟が無いと
気が付いたら思考したり発したりを
してしまうという事なのですね。

重度の依存症患者が
知らず知らずの内に手を付けているのと
同じ様な状況となるのです。





また、
自分の弱点というのは、
本当に自分の隙を突いてきます。

楽をするという観点からすると、
見ようによっては
とても優しいとも思える程です。

しかしながら、
そこへ甘んじてしまうと
前に歩みを進める事は出来ませんし、

甘んじ楽をすればする程に
自分自身の重力へ引っ張られて
内側へ堕ちていきます。

自分自身に圧し潰される
という表現でも良いかも知れません。

これを絶対回避させる為の思考が
「思い遣り」です。

常時、何をする時でも、

「何のためなのか?」
「誰の為なのか?」

を考えるのです。

そして、
その先にある自分の周りや
自分にとって大切な人達の事を
しっかりと思い浮かべる。

例えば、
息をするのも水を飲むのも
自分が死ぬからではなくて、

「自分に何かがあっては、
自分を頼ったり気にしてくれる人達を
哀しませる事になるから!」

と、思考できるか出来ないかです。





こうして話すと極々当たり前の事ですが、
実際にピンチやテンパる状況となると
思考のベクトルが内側に向いてしまって、

「自分のために...」

という回路になってしまう。
その瞬間、自身の弱点が牙を剝いて
飛び掛かってきたり、

厭らしい卑屈な笑みを浮かべて
貴方を引っ張るのです。

なので、
常に意識を弛ませない様に
しないといけませんし

貴方は貴方の闇を
常時監視しないといけない。

その闇を見たくない聞きたくないで
蓋をしたり目を背けたりしていると
動向が分からないので、
逆にチャンスを与えてしまう事になる。

ですから、
常に監視する意味も込めて
自分の弱点や汚点には
首輪を付けて貴方が手綱を握ってる
必要があるのです。

その上で、想いのベクトルも
常に考える。

やる事はこれだけで簡単ですが、
気を付けて下さい

貴方の闇は常に貴方を視て
貴方の隙を狙っていますからね。