今回は考え方について
お話をしたいと思います。
師走になると新年へ向けて、
色々な事を思い返したり
振り返ったりしますね。
この時に、なるべく善い事を
振り返って新年に向けての
愉しい事を目標目的としたら
如何ですか。
というのが、前々回のお話。
そうは言っても、
嫌な事を思い返してしまうとか
負の側面を振り返ってしまう
などという方も多い筈です。
そこで捉え方というのを
考えてみて下さい。
常々お話ししていますが、
何事に於いても万物の事象や
万物そのものは、
「正と負が表裏一体」であり
各々が互いに作用している
相互関係で成り立っています。
と、いう事は善い事であろうと
嫌な事であろうとその対面には、
必ずその相互関係となる事象や
物質や感情等が存在するという事です。
負の側面のみを
どうしても意識してしまう人でも
どうせ考えるのであれば、
その負の側面を浮かび上がらせている
光たる正の側面までもを
考えてみてはどうですか。
思考するというのは、
逆説や仮説を複数唱える事が出来て
初めて思考となります。
それを単説で留めるという事は
ただ単純に自分を可愛がっているだけの
我儘に過ぎません。
その状態ですと、
引き寄せられるのは幸せではなく
貧乏神を主体とした下種のみです。
「運気とは善くも悪しくも
自らが引き寄せるもの」
というのを忘れてはいけませんよ。
恥を単に恥と捉えれば
恥となりますが、
自分がきっかけとなって
起きたミスや勘違いなどは
恥でも何でもなくて
ただ単に自分の過ちに過ぎません。
にも関わらず、
恥だとしか捉えていなければ
それ以上には進めないですし、
その裏に隠れている人間味という
自身の個性すらも
視て取る事すら出来ません。
そんな解釈や考え方では
幾ら努力をしても正の側面を
表に引き出す事は出来ませんし、
善きものを引き寄せる事など
到底不可能です。
そうならない為にも、
負の側面を感じ取ったり
思い感じたのであれば
その相手に対して
謝辞や賛辞や礼儀を尽くす事が
重要となってくるのです。
そうする事で、負の側面が
正の側面へと変貌し、
いずれは自らに循環して
返ってくるのですよ。
これが相互関係を捉えて
引き寄せるという事なのです。
しっかりと奥行を
見据えて
考えるのが
大切なんやで



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