今回は考え方について
お話をしたいと思います。
生きているとどうしても疲れますし
辛い事も苦しい事もあります。
例えば、そんな時に
「楽をしたい」
と、思うのか、それとも
「息抜きをしよう」
と、思うのか
どちらを思うのかで
その後は大きく変わってきます。
楽をしたいというのは、
「やらずに済ませたい」
「やりたくない」
「やらずして何かを得たい」
という考え方を指し示しますね。
対して、息抜きをするというのは、
「一旦休憩をしよう」です。
つまり、
行動をしている事が前提となる考え方です。
この様に、似た様な意味合いを持つ言葉でも
中身は全く違います。
言葉には言霊が宿る事は周知の事実ですが、
言霊というのは、
言葉を声に発するのが条件で
発動するものではありません。
自身の中で声に出さずして考えていても
その効力は発現します。
ですから、
いくら自分だけで居たとしても
例え声を発しなかったとしても
その後の貴方の行動に対して
言霊は発動するものですから、
言葉を選ぶという事考え方そのものが
大切となってきます。
似た様な選定の例として、
年齢に関わる言葉があります。
「歳を取る」と「歳を重ねる」
どちらも意味合いとしては同じですが、
受け取る際の心情に変化が産まれます。
あにきは後者を好んで使います。
何故かと言うと、
歳という避け様のない事象を
経験というものへ置き換えて考えた時に
「一年一年の積み重ねが
自身の経験値の積み重ね」
と、取る事が出来るからです。
それはとてもポジティブな
気持ちになれますし、
亡くなった後も善い所へ行けば
まだまだ引き続き経験を重ねます。
その事実を鑑みた際に、
人が生きるというのは、
「終わりなき進化」だと思えるからです。
逆に、歳を取るですと、
現世が全てという感じに思えますし、
生きる理とは幾分かけ離れた言葉だと
あにきは考えるからです。
生きてる時も人として成長して
死後向こうの世界でも成長を続けます。
歳を取るという言葉は
そんな理に反する聴こえですし、
現世への過分な執着心すら覚えます。
実際に使うとネガティブがベースの
気持ちになりがちです。
現にそうやって使う言葉ですものね。
この様に言霊は、
いとも簡単に発動するものですから、
繊細な話の場合は
「出来るだけ前向きな言葉を選ぶ」
と、いった工夫をする事が
運気UPにも繋がるんですよ。
但し、かと言って普段から過剰なまでに
言葉選びに注力し過ぎるのは、
全くの逆効果となってしまって、
気が付いたら
貧乏神となってしまう危険性も
かなり大きいですから
注意して下さいね。



