皆さんこんばんは、あにきです^^
今回も人の見極め方についてです。
ー相手の内側を視るー
人と話す時、こと相手に何かを教える時など、
人の幸せを自分の価値観で推し量ってしまいがちです。
いわゆる自分の物差しの事ですね。
ここの細かな説明については、
先生方は既にご存知だと思いますので割愛しますが、
ある固定された場面場面によって、
どうしても忘れてしまう点でもあります。
また、自分は気を付けていても、
相手は須らく押し付けてくる事が多いのが日常です。
そこで、いつの間にやら先生方ご自身も
それに流されてしまっている...なんてことも多々あります。
ここで、
『(流されたらいけない!)』
という面に意識を集中させすぎると、
相手との会話が成り立たなくなり、結果は散々となります。
では、先生方は何に注力させるべきなのかと申しますと、
相手の持っている【 幸せの方向 】を見るのです。
ー困難な相手の時ほど意識はどこへ向ける?ー
あにきとのセッションに慣れていらっしゃる先生方は、
普段、相手の話を聞きながらも、どこかしらに違和感や
引っ掛かりを覚える回数が増えている事と存じます。
特に、相手の意識が徐に自分寄りだったり、
顕著に欲へ則している場合などは、
露骨なまでにその違和感を得ているのではないかと
推察します。
前項終段にて述べました内容は、
この時に先生方がご自身に対して気を付けていても
どうしようもない…という事を記しています。
つまり、
意識を内側に向けるべきタイミングではない
という事ですね。
では、どうするべきかと申しますと、
意識を外側へ向けて、相手の幸せの方向をさぐる様にします。
と、言いますと、
なかなかに難しく聞こえてしまいますが、
方法やコツはそうでも無いのが現実です。
ー言葉を受け取るコツを身体で覚えようー
兎にも角にも、
『話を聞く』という一点に集中します。
話の聞き方の最重要点については、
セッションでの内容や運気upのためのレクチャーにて、
既に教示しておりますので、ここでは述べません。
どうかご理解下さい。
相手の幸せの方向は自然と言葉として出てきます。
その言葉の方向が、一体どこを向いているのか?
先生方が日頃より感受されております違和感と
照らし合わせてみて下さい。
感情を入れないで聞いていると明朗なのですが、
言葉の方向と違和感の方向が一致する筈です。
にも関わらず、
言葉単体の方向は逆向きとなっている。
ここで全ての点が線となってきます。
話を聞きながら言葉の持つ意味を随時考える。
要約しますと、意識は外側へ思考は内側へ。
これを身体で覚えるのがコツですね。
ー貧乏神は老若男女身内を問わずー
この様に、困難な相手と向き合った際における
幸せの方向を掴もうとするこの場で、
聞き手たる先生方が、意図して感情という不純物を
入れてしまう事が如何に愚かな行為であるか?
相手に合わせると全てが色眼鏡と化してしまう
という流れが、自明の理だという事も
ご理解頂けるのではないでしょうか。
先生方から見た困難な相手というのは、
往々にして感情や同情を武器に行動します。
自分の非を認めずに、同穴の貉を得たい訳ですから、
当然と言えば当然です。
このタイミングで間違った優しさを翳したり
仮初の義信に任せた同情を表立って行ってしまうと、
先生方にとっては後々に修正するのが非常に困難な
結果を残してしまうという訳です。
ー言葉の持つ意味を考えろー
先生方は、
生徒の先を行くから先生であり、
生徒の先を視るから先生なのではないでしょうか?
であるならば、生徒の話を聞くにしても
同じ目線で立つのは先を見据えてから!
が、正しいスタンスだと思います。
相手を見極めて施す時も、導く時も、
先生方の意見や意志を通す時も
相手がどこに幸せを感じているのか?
その幸せがどの方角に向いているのかを
しっかりと視定める事がまずは行うべき事ではないかと、
あにきは推奨します。





