今回は動き方について
お話をしたいと思います。
物事が上手いこと運ばない。
そういった状態の時に、
「何か憑いてるかも」
「誰それの念の所為かも」
などと、
戯言を口にする人が居ますね。
この手の台詞を吐く人を見掛けたら
自分本位思考の人なのだと
仮説を立てるのが基本です。
そもそも論で、
分かり易い程に貧乏神の特徴が
出ているのであれば
見抜く際の問題となり難いのですが、
そうでないパターンの場合の方が
数としては多いです。
その際の見極めポイントの一つとして
前述の台詞があるという事ですね。
この手の台詞を口にする人は、
「あまり意味を考えていない人」
と
「その台詞の通りに思考している人」
との、二種類に分かれます。
前者は中立的念基軸なタイプ
後者は念基軸なタイプ
前者は、その場のノリで口にしたり
言ってみたりする場合が多く、
どっちかというと念基軸。
みたいな、本当に想いと念の
中間に位置している状態の人です。
善く言えば、中立。
悪く言えば、風見鶏。
後者の場合は、
本気でこの台詞を口にしているので
自分の動き方や考え方が原因で
今の結果となっているなど、
露にも思わないですし
説明をしても到底納得出来ない程には
念基軸で生きてしまっている状態の人です。
自分の思う様に進められないから
悪霊や他人の所為にするというのは、
物凄く情けない思考ですし
他力本願極まりないですね。
では、良い事があった場合も
何かのお陰にするのかと言えば、
そこはちゃっかり自分の手柄とする。
こういう思考で日々の業をしてしまうと
同じ穴の狢が寄ってくる事になるので、
運気はどんどん低下していくのです。
また、誰かの所為にする様な台詞を
吐くという事は、
その台詞にも言霊が宿る訳ですね。
五感の全てを使って
全力で念や悪霊を呼び寄せ、
全力で自に堕ちる方へと突き進む。
物事が上手くいかないのは、
どんなに言っても
自分が原因でしかありません。
自分が馬鹿な考えを持って
バカな動き方をすれば、
そりゃ上手く進まないのは当たり前。
この思考をどこまでも危険因子として
自身の中に留めておくのが重要です。
「私は理解しているから大丈夫」
なんて、思っていたら危ない危ない。
貴方の中の自分本位と駄目な自分に
あっという間に引き込まれて
貧乏神へと退化してしまいますからね。
危険因子の存在を
制御する事が
大切なんやで